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心臓が原因の失神・ふらつき(発作)

心原性失神とは、心臓が原因となる失神、ふらつきのことを言います。おおまかには、以下の2種類に分類されます。

 不整脈(徐脈性不整脈、頻脈性不整脈など)

器質的な心臓疾患 (僧帽弁閉鎖不全症、肺動脈弁狭窄症などの弁膜症など)

心原性失神は、ほぼ全ての心臓の病気において起こる可能性があります。そして、この心原性失神は突然死の引き金にすらなりうる可能性のある危険な失神です。長期的な生命予後(生命を維持できるかどうかの予測)が最も悪くなりますし、緊急の治療が必要なこともあります。

多くの場合、迷走神経反射や状況失神とは違って「なんの前駆症状もない、何の前触れもなく起こる」ことが特徴です。不整脈はなんの前兆も前駆症状もないことがほとんどであり、いきなり「心室頻拍」や「完全房室ブロック」という大変危険な病態を引き起こすことがあります。ただし、「弁膜症」の場合は労作性失神(動いたり、体に何らかの負荷がかかっているときの失神)という特徴があります。

検査をする前に病歴・身体所見と心電図検査という基本的な検査を優先します。危険な失神が考えられる場合にはさらに以下のような精密検査をすることがあります。

  1. 心エコー図
  2. 長時間心電図(ホルター心電図)